こんにちは。 勝田稲田店サービススタッフのNです。
最近めっきり気温が落ちて、冬が本格的にやってきましたね⛄
空気も乾燥してきてますので体調を崩されないよう気を付けていきましょう🎵
さて、今回のブログではお客様もあまり名はされないであろう、整備士が実際に使っている”工具”を一つ掘り下げてご紹介いたします。
今回紹介する工具はこちらです。
この工具は”メガネレンチ”と呼ばれる工具です。
ボルト・ナットを締め付けたり、緩めたりする工具の一つです。🔩
その形が眼鏡に似ていることが名前の由来になっています。
ボルトのサイズに合わせて色々なサイズ展開があるのとは別に、柄の部分とボルトに実際に当てる部分の角度の違いや
表面処理の違いによってさまざまな種類があります。
ここからは”表面処理”について紹介します♪
表面処理は大きく分けて2種類あります。
それは 梨地 と ミラー です。
梨地は表面がザラザラしており手に持った際に滑りずらいと言った特徴があります。
滑りずらいのでオイル交換などの作業にうってつけです。
対してミラーは表面が”鏡面仕上げ”になっているのでとても美しい見た目になっております。
梨地とは相反関係で滑りやすくなっております。
しかし、オイルやグリスなどが付着した場合ふき取るのが容易といったメリットがあります。
滑りやすかったら道具としてよくないんじゃないの? と思われるかもしれませんが、
実は整備の中には力を伝え過ぎたくない場面というのも多くあります。
そういった時にはこのミラー処理のツールを使用したりします。
その他にも上の写真から色が違うのがわかりますよね?
これも表面処理の一種なんです❕
こちらの青い工具は京都機械工具株式会社さんのネプロスというシリーズの工具で、
その中でも数量限定で発売された”鉄紺”というシリーズのメガネレンチになります。
この表面処理に使われるコーティングは、宇宙開発技術から生まれた真空メッキ「イオンプレーティング」となっています。
特徴として耐摩耗性と装飾性に優れ、美しさと機能性を高次元で両立しているそうです。
こう聞くと、とてつもない技術がこの一本に詰まってるんだなと感じます。
私は整備士としてこのようにこだわりを持って工具を選び、その工具を使用してお客様皆様のお車を元気にしております。
工具に興味を持った方は是非稲田店に立ち寄った際にお声がけください!!
熱い工具トークをしましょう🔥
以上、工具大好きサービススタッフのNでした❢❢❢