まず、撮影するときに「F値」というものを調整します。これはレンズに取り入れる光の量を設定できる項目で、数値を上げると背景が鮮明に映り、数値を下げると背景がボケます。写真をご覧ください。上側の写真はF値を最大値まで上げたので背景が鮮明に、そして下側の写真はF値を最小値まで下げたので背景がボケています。この写真ではコペンを主役にさせたかったので、脇役とする背景を適度にボカして主役を際立たせようと試みました。その結果、サムネイルの写真ができあがりました(｀・ω・´)

次に「構図」についてです！　営業Iは写真を撮るとき、なるべく「日の丸構図」にならないよう意識しています。日の丸構図とは主役とするモノを中心に据える構図です。しかし私は主役をより際立たせるための脇役が欲しいので、あえてモノを中心からズラして脇役を登場させます。この写真が日の丸構図ですが、これを中心からズラしてみると…

こんな感じになります！　主役が中心にはありませんが、自然と目線は左側に寄るかと思います。さらに脇役を奥に配置しているため、同じモノでも「何を主役にしているのか」がなんとなく分かるかと思います♪

続いてコチラ！　当店ブログで何度も登場しているWHILLと、それにまたがるパンダです(笑)　パンダを主役とし、カタログコーナーを脇役に据えてみようと思います。

こんな風になります♪　先ほどは脇役を奥に据えましたが、今回は手前に配置しました。パンダの視線に合わせて撮影をしたので臨場感が出たかと思います。

さらにコチラ！　コップとお菓子を撮ろうとしています。さきほどの写真では脇役を１つ置きましたが、今回は複数据えてみました。

こんな風になりました♪　手前に椅子という脇役を添えてテーブルセットの臨場感を出しています。さらにコップとお菓子の後ろにカレンダーを置き、テーブル上が寂しくならないように工夫しました。そして最奥にブルーのタフトを据え、写真全体が色鮮やかになるよう意識しました。

いかがでしたでしょうか。「背景を適度にボカす」こと、そして「脇役を添える」こと、これら２つのポイントを押さえるだけでエモーショナルな写真を撮ることができます(≧▽≦)

営業I流の技法でしたが、ぜひ愛車撮影などに活用してみてください♪　ちなみにクルマなど大きいサイズの撮影は少し難しいので、小物などで練習してみるのがオススメです(*^^)v　くれぐれも炎天下での撮影で熱中症にならないよう、お気をつけください(笑)　それではご来店お待ちしております♪