こんにちは!ダイハツ勝田昭和通り店を
いつもご利用いただきありがとうございます。
今回は実際に起こりえるお車のトラブル、その原因と対処法をお伝えしたいと思います。
ある日、「エンジンがかからなくなった。」
と電話がありました。詳しく状況をお聞きしたところ、
「朝7時ごろに前の晩にお乗りのタントを駐車した位置が駐車場の枠からズレていたことに気が付き、エンジンをかけて少し前に動かしてエンジンを切った。
その後昼前にお買い物に出かけようとしたところ...
『キュルキュルキュルキュル・・・プスン』🚗
とエンジン始動用のセルモーターは回るのにエンジンがかからない!!
もう一度スタートスイッチを押しても同じ。。。
とのことでした。
これ、実はよくあるトラブルで朝少しだけ動かしてすぐエンジンを切ったことによる『プラグかぶり』と呼ばれるものです。
ダイハツ車のエンジンのほとんどは、エンジン内部にはいってきたガソリンに火花を飛ばして爆発させ動いています。その火花を飛ばすのがスパークプラグという部品、ライターの火打ち石のようなものです。
エンジン始動時は特に力が必要になるので、ガソリンが濃いめに送られるようになっています。
この時、すぐにエンジンを切ってしまうと濃いめに送られたガソリンが燃えきれずプラグを濡らしてしまいます。
そうすると濡れたプラグは火花を飛ばしづらくなりエンジンがかからなくなる『かぶっている』状態になってしまいます。
対処法としてはエンジンをかけようとしてキュルキュルキュルキュルといっている時にタイミングよくアクセルを踏み込むことです。
空気が入ってくるのでプラグが乾きやすくなります。
このやり方でお客様のタントは無事エンジンが始動し、すぐに安定した状態に戻りました。
季節を問わず、朝昼の寒暖差が大きい時やタイミングなどによってどうしても起きてしまうことはある現象です。少し動かしてエンジンを切る際には、パーキングに入れた後にアクセルを軽く吹かしてから切ると予防になります。
とはいえダイハツがお休みの際にこのような状態になってしまったら焦ってしまうこともあると思います。
そのような時のためにJAFへのご加入がおすすめです。
このようなエンジン始動トラブルでも会員ですと無料です!
入会金2,000円、年会費4,000円で365日安心できるのであれば、本当にお得だと思います。
入り方によって割引もあります。
何もないのが一番ですが、みなさまのカーライフのお役に立てれば幸いです。
スタッフIでした。